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 東京都生まれ。30歳を過ぎてハーモニカを始める。当時、自分でもきちんと演奏できるようになれる楽器はないかと考え、手軽そうなブルースハープ(10 ホールズハーモニカ)をやろうと思い立ち、浅見安二郎さん、続いて松田幸一さんに師事。何よりレッスン(と終わってからの飲み会)が楽しく、そのおかげで ハーモニカに親しみ、続けられることができた。

 30代半ばに、ジャズのセッションに参加する機会があり、これをきっかけに半音階が奏でられるクロマチックハーモニカに興味を持つ。そしてコードやス ケールなどを理解するために、ビッグバンドのバンマス、作・編曲家、トロンボーン奏者でもある角田健一さんに音楽理論を学ぶ。理論を勉強しながら、練習方 法は自分で工夫して、クロマチックハーモニカの練習を続けた。

 現在は、クロマチックハーモニカをメインに使用し、ジャズのスタンダードやポップス、映画音楽、オリジナル曲など、柔軟な選曲で、都内近郊にてライブ活動を行っている。

がんばれ、日本酒!

 アルコールは強くないし、利き酒も下手。でも自分は日本酒を愛し、応援する気持ちを持っている。
 演奏の後はビールで乾杯! これはライブの定番コースであるし、キンと冷えたビールも旨いけれど、一人で、少人数でしみじみ飲むなら日本酒だなぁ。日本酒を味わうことは、日本の伝統的な食を味わうということでもある。
 日本酒の消費量は年々落ちていて、経営難からつぶれてしまう酒蔵もある。でも一方で、引き継いできた味を大切にして、いい酒を造ることに日夜努力している酒蔵が、各地にまだまだある。
音 楽と日本酒というのは何の関係もないが、自分の心の中では、一つのつながりがある。音楽と同じように、日本酒も一生の友としていきたいと思っている。

ハーモニカプレーヤー 田中健
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